静脈内鎮静法の費用

歯科治療につきまといがちな恐怖や不安を感じることなく治療を受けることができる静脈内鎮静法。 歯科治療の分野で急速に知名度を高めている施術方法です。

インプラント治療のように大掛かりな手術が必要になる場合や、歯科恐怖症、 嘔吐反射といった問題を抱えている人、あるいは心臓病や高血圧といった疾患を抱えている場合などに とくに適した施術といわれている静脈内鎮静法。 これまでなかなか歯科治療に足が向かなかった人でも安心して治療を受けられると評判になっています。

しかし気になるのが費用。生体モニターによる設備や、麻酔医による施術など、 何かと費用がかかってしまうイメージもあります。また保険が適用されるかどうかも気になるところです。 静脈内鎮静法の費用はどの程度かかるのでしょうか。

保険が適用されるかどうかは治療の内容によって異なってきます。 基本的には一般歯科で行う治療で静脈内鎮静法を使用する場合には保険が適用されます。 費用は３０００円程度で済むことが多いようです。

一方、インプラントといった審美歯科で行う自費診療の場合は保険が適用されません。 そのためかなりの費用の負担が余儀なくされます。ただインプラント治療そのものが大変高価なものなので、 それに比べればあまり気にならないという面もあります。

静脈内鎮静法で治療をして欲しいけれども、費用が高くなりそうだから…と思っている人も多いでしょう。 大規模な病院でしか導入していないことも多いのでなおさらその思いが強くなりがち。 静脈内鎮静法に関心を持っている人は費用の面も含めて事前に歯科医に質問しておくことをお勧めします。