静脈内鎮静法の流れ

静脈内鎮静法の流れ について

静脈内鎮静法を行う場合には、通常の歯科診療とは少し異なる手順を踏む必要があります。

まず事前の体調のチェック。静脈内鎮静法は麻酔医によって行われます。 まず麻酔医から体調についての質問がされます。 この際、不安や疑問点などがある場合はこちらからもどんどん質問して解消しておくことも必要です。

静脈内鎮静法の流れ

それからいよいよ施術の開始。まず血圧計や心電図など生体モニターを使用する準備をします。 治療中の体調管理に欠かせない重要なものです。

これらの準備を整えた上でいよいよ点滴が注入されていきます。効果は早く、 注入して1〜3分程度で意識がぼんやりとしてきます。 人によってはそのまま眠ってしまうこともあります。

静脈内鎮痛法はリラックス作用に優れている反面、鎮痛効果は不十分なため、 さらに局所麻酔が行われます。この際には痛みや恐怖を感じることはありませんし、 忘れてしまうことがほとんどです。

十分に効果があらわれたことを確認した上で治療が行われることになります。

それから術後。治療後もしばらく眠気が残ったり、体がふらついたりすることがあります。 その場合は無理をせず、しばらく安静にしてから帰宅することになります。 なお、通院の際には自動車や自転車は厳禁。徒歩や公共機関での通院となります。 歯科医院によってはタクシーを呼んでくれたり、 遠方地から訪れた患者にホテルを紹介してくれるところもあるようです。

これが静脈内鎮静法を行う際の一連の流れです。 患者にとっては特に負担や問題があるわけではないことがわかります。

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